外国人雇用での大事なポイントその２

前回に引き続き、外国人雇用の大事なポイントについてお話していきたいと思います。

大事なポイントその２

ずばり「お金」です。これも私の経験に基づく話なので、多少独断と偏見があるかもしれませんが・・・外国人の方は、日本人よりもお金に関してシビアな方が多いように思います。企業に採用され働き始めたとしても、現在働いている企業よりもお給料がいい企業を見つけると、迷うことなく転職してしまうというケースをみてきました。特に東南アジアの方には多いように思います。「ここで働きたい！」という会社を見つけると、躊躇いもなく越県したりします。ザ日本人の私からすると、転職の度に引っ越しするのは手間だし、面倒だなぁ・・・と思ってしまいそうです。そういう意味では外国人の方はフットワークが軽いのかもしれませんね。

そして、これも個人的な意見なのですが、日本人の中には、外国人材は使い捨て、安く使える人材であると考えている方がまだまだ沢山いらっしゃいます。同じ日本人として、とても残念です。外国人労働者達は母国を離れ、遠く異国の地である日本を選んで来てくれています。また、彼らはバイリンガルであったり、トリリンガルであることも珍しくありません。日本人のバイリンガル人材、トリリンガル人材を雇うと、人件費は幾らくらいかかるでしょうか。それ以前に、そのような人材は日本人の中から見つけることは難しいかもしれません。外国人労働者だから、最低賃金より少し上乗せした程度のお給料で十分。そう思っている方がいらっしゃったら、考えを今一度見つめ直した方がよいかもしれません。ジャパン アズ ナンバーワンと呼ばれていた時代も今は昔。世界的にインフレ状態にある中、お給料が安いままでは、今後日本は外国人に選ばれない国になっていってしまうのではないかと、思えてなりません。

大事なポイントその１